八海山尊神社大火渡大祭(南魚沼市)
享和年間の頃、泰賢行者によって始められたという大火渡祭は十月二十日に厳修される。斎場、霊風園を埋める万余の信者が斉唱する「般若心経」は山々にこだまする。点火された火はやがて天空に火柱を上げて燃え盛る。
火を渡る信者にとって、それは一切の不浄の滅却であると同時に、神と人とが一体になる最大の法説である。
火を渡る信者にとって、それは一切の不浄の滅却であると同時に、神と人とが一体になる最大の法説である。
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